
👁️【薬剤師が解説】ココが知りたかった!(ポイント解説)
💧「ヒアルロン酸」と「人工涙液」どっちがいいの?
ドラッグストアでよく見る「ヒアルロン酸配合の目薬」と「人工涙液タイプ」。
どちらもドライアイ対策に使えるけれど、実は目的や使い心地が違うんです!
パソコンやスマホの使用時間が長くなるにつれて増えているのが、**ドライアイ(乾性角結膜炎)**です。
「目が乾く」「異物感がある」「目が疲れやすい」「まぶたが重い」…
そんな症状、思い当たることはありませんか?
ルナ(薬剤師)のおすすめはコレ!実は私も使っています|ドライアイに適した市販目薬
- コスパ重視
- 涙に近い組成の人工涙液。コンタクト装用中も使用可。防腐剤なし。
- やはり自然に近い方が安心、乾きを強く感じる方は「ヒアルロン酸」が成分の方が良いかもですが、早めに医療機関受診をおすすめします。
✅まず確認!以下のような症状がある場合は眼科の受診を
ドライアイと思っていても、他の眼疾患が隠れていることがあります。
以下に該当する場合は、まず眼科での診察をおすすめします。
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視力低下やかすみが急に現れた
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充血や痛みが強い
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目やにが多く、細菌感染の可能性がある
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片目だけ明らかに症状が強い
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点眼しても改善しない、悪化していく
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シェーグレン症候群など、自己免疫疾患の既往がある
✅軽度であれば市販目薬でのセルフケアも可能
「まばたきが増えた」「夕方になると乾く」「コンタクトを外したあと目がゴロゴロする」
このような軽度のドライアイ症状であれば、市販の目薬(OTC)でケアすることが可能です。
ただし、症状の種類に応じて、目薬の選び方が重要です。
ドライアイ用目薬の主な成分と働き
成分名 | 働き | 解説 |
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ヒアルロン酸ナトリウム | 保湿・粘膜保護 | 涙の膜を補い、潤いをキープ。ドライアイ治療に広く使用 |
人工涙液(塩化ナトリウム・塩化カリウム) | 涙液補充 | 涙の電解質バランスを補う。疲れ目・乾き両対応タイプに含有 |
コンタクトをしているかどうか?
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ソフトコンタクト使用中は、**「コンタクト対応」「防腐剤フリー」**の目薬を選ぶ。
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一部の保湿タイプは粘性が高いため、装用中の使用には適さない場合もあります。
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コンタクト装用中は、**専用の「装用液タイプ」や「防腐剤なしタイプ」**が安心。
ルナのおすすめ|ドライアイに適した市販目薬
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ソフトサンティア(参天製薬)
涙に近い組成の人工涙液。コンタクト装用中も使用可。防腐剤フリー。
ご購入はクリック ↑
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ヒアレインS類似点眼液(各社)
ヒアルロン酸0.1%配合。保湿力が高く、しっかり潤う。 -
ロート ドライエイドEX
角膜保護成分・ヒアルロン酸・粘性高め。夜間のケアに◎。 -
アイリスCL-Iネオ(大正製薬)
コンタクト対応。潤い補給用として携帯しやすい。
使用上の注意点
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保湿タイプの目薬は使用後にややかすむ場合あり(粘性のため)
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用法・用量を守って使用
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開封後は1ヶ月以内に使い切るのが目安
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改善が見られない、または悪化する場合は眼科受診を
まとめ|乾き目には「タイプ別の対応」と「こまめなケア」がカギ
ドライアイは、現代人にとってとても身近な目の不調。
市販薬で対処できるケースも多いですが、「潤すだけでなく、保護・修復・蒸発防止」の視点も大切です。
コンタクト使用や症状のタイプに合わせて、最適な目薬を選びましょう。
市販薬で改善しない場合は、早めに眼科での検査・治療を検討してください。
ルナ
📝 免責事項
本記事は、一般的な市販薬の情報提供を目的としており、個別の診断や治療に代わるものではありません。
便秘が長引く場合、また下剤を使っても効果がない場合は、必ず医療機関を受診してください。
ご紹介した商品や情報は、変更の可能性がありますので、購入前にラベル・説明書をよくご確認ください。