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👁️パソコンやスマホで、目がしょぼしょぼ…それ、眼精疲労かもしれません
仕事中にパソコンの画面をじっと見続けていたり、スマホでSNSや動画を見ていて、
「目がかすむ」「焦点が合わない」「目の奥が重い」
そんな症状を感じたことはありませんか?
それは、いわゆる**「眼精疲労」**のサインかもしれません。
✅まず確認|こんな症状があれば医療機関の受診も検討を
目の疲れが単なる疲労ではなく、病的な原因による場合もあります。
以下に当てはまる場合は、市販薬を使う前に眼科を受診しましょう。
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視力が急に低下した
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両目の焦点が合いづらく、複視(二重に見える)を感じる
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頭痛や肩こり、吐き気を伴う重度の眼精疲労
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まぶたのけいれんや、目の奥の激しい痛みがある
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ドライアイがひどく、目薬をさしても改善しない
✅軽度の目の疲れであれば、市販の目薬でのケアが可能です
多くの眼精疲労は、目の使いすぎ(VDT作業=ディスプレイ作業)によるもの。
長時間の画面作業や細かい文字の読み書き、睡眠不足、ストレスなどが原因で、目の筋肉が酷使されて疲れてしまいます。
このような日常的な目の疲れであれば、OTCの目薬で症状を緩和することが可能です。
ポイントは、**“疲労回復”や“調節機能改善”に関わる成分が含まれているかどうか”**です。
🔍目の疲れに効く主な成分とその役割
成分名 | 働き | 解説 |
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ビタミンB12(シアノコバラミン) | 神経修復 | 視神経の働きを助ける。目の奥のだるさに効果的。 |
ネオスチグミンメチル硫酸塩 | 調節機能回復 | 毛様体筋(ピント調節)を助ける。老眼やVDT作業に。 |
タウリン | 代謝促進 | 目の細胞の代謝を促進。疲労や回復に役立つ。 |
ビタミンB6、ビタミンEなど | 抗酸化・代謝サポート | 酸化ストレスの軽減、血流改善などの働き。 |
✅市販目薬を選ぶときのポイントは「症状」と「ライフスタイル」
❶ どんなタイプの疲れ?
疲れのタイプ | おすすめ成分 | 例 |
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画面を長時間見た後のぼやけ | ネオスチグミン、B12 | デスクワーク中心の方 |
目の奥がだるい・重い | ビタミンB12、タウリン | 勉強や読書が多い方 |
乾き・しょぼしょぼ感もある | ヒアルロン酸Na | ドライアイも併発 |
夜になるとピントが合わない | 調節筋疲労対策 | 加齢や老眼傾向の方 |
❷ コンタクトレンズの使用有無
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ソフトコンタクト装用中の方は「コンタクト対応可」「防腐剤無添加」の表記を確認。
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疲れ目用の目薬でも、コンタクト非対応のものが多いため要注意。
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使用中は外してから点眼 → 数分後に装用がおすすめ。
ルナのおすすめ|眼精疲労に適した市販目薬
※各薬局や通販で取り扱いあり。パッケージや名称は変更の可能性があります。
使用上の注意点
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1日3〜6回を目安に、使いすぎには注意(とくに血管収縮成分入り)
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効果が実感できない場合は、他の疾患の可能性も考慮
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開封後は1ヶ月以内に使い切るのが理想
まとめ|目の疲れには「成分選び」がカギ
眼精疲労は、現代人にとって避けられない悩みのひとつ。
だからこそ、自分の目の状態をしっかり見極めて、目的に合った目薬を選ぶことが重要です。
ただし、慢性的な疲労や視力の変化を感じる場合は、目薬での対処に頼らず、眼科を受診することも忘れずに。
📌免責事項
本記事は一般的な情報の提供を目的としており、個々の症状や体質に対して医師・薬剤師の判断に代わるものではありません。使用前にパッケージ記載の注意事項を確認し、必要に応じて医療専門職に相談してください。