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🧣風邪かな?と思ったときの市販薬の選び方
風邪をひいたかも…そんなとき、ドラッグストアで多くの市販薬(OTC)を前に、どれを選べばいいか迷ったことはありませんか?
この記事では、症状にあわせた風邪薬の選び方をわかりやすく解説します。さらに、薬剤師の視点から、代表的な市販薬の例も紹介します。
🩺まずは医療機関を受診すべき症状かチェック
市販薬を選ぶ前に、次のような症状がある場合は、自己判断せず医療機関を受診しましょう。
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38.5℃以上の高熱が3日以上続く
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呼吸が苦しい、胸が痛い
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強い咳や痰が1週間以上続く
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意識がもうろうとする、ふらつく
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水分がとれない、尿が出ない
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高齢の方、妊娠中、持病がある場合
これらの症状は、肺炎・インフルエンザ・コロナウイルス感染症などの可能性があります。
🧪症状が軽いなら、市販薬でセルフケアを
医療機関にかかるほどではない軽い風邪症状なら、市販薬の出番です。
風邪薬(総合感冒薬)は、「症状にあわせて選ぶ」ことが大切です。
ルナのおすすめはコレ

これで咳も鼻水にも
🔥【発熱・関節痛】がつらいときに選ばれる市販薬
解熱鎮痛成分が含まれた風邪薬は、発熱や頭痛、関節の痛みなどのつらい症状に使われています。
💡一例:
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ルルアタックEXプレミアム(第一三共ヘルスケア)
⇒ アセトアミノフェンなどを含む総合感冒薬。発熱・痛みに対応した処方。 -
新コンタックかぜEX(グラクソ・スミスクライン)
⇒ 熱や痛みに配慮した処方で、1日2回服用タイプ。
※アセトアミノフェンは胃にやさしいとされ、幅広い年代で使用されることが多い成分です。
😷【咳】が続くときに選ばれる市販薬
咳がつらいときは、咳止め成分(鎮咳成分)や、気管支拡張成分が入った薬が使われています。
💡一例:
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ベンザブロックせき止め錠(武田コンシューマーヘルスケア)
⇒ デキストロメトルファンなどの咳止め成分を配合。 -
アネトンせき止めZ液(武田コンシューマーヘルスケア)
⇒ 鎮咳成分と去痰成分をバランスよく含む液剤。 -
コデインリン酸塩配合シロップ(一般名)
⇒ 第2類医薬品のうち、一部の咳止めシロップにはコデイン(麻薬成分ではない)が含まれるものがあります(※15歳未満の方や妊婦の方には使用不可なケースあり)。
※咳が長く続く場合は、喘息や感染症の可能性もあるため、早めに受診を。
🤧【鼻水・鼻づまり】が気になるときに選ばれる市販薬
アレルギー性の鼻炎にも使われる「抗ヒスタミン成分」や、「鼻の通りをよくする成分」が入った薬が役立つことがあります。
💡一例:
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パブロンSゴールドW(大正製薬)
⇒ 鼻水・鼻づまりの症状にも対応。抗ヒスタミン成分を含む処方。 -
エスタックイブファインEX(エスエス製薬)
⇒ 鼻症状や熱など、複数の症状に対応。イブプロフェンも配合。
※抗ヒスタミン成分は眠くなることがあります。運転前の服用にはご注意を。
😫【のどの痛み・声がれ】がつらいときに選ばれる市販薬
のどの痛みや炎症をやわらげる成分が入っている総合感冒薬やトローチ、うがい薬なども併用されます。
💡一例:
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ルルアタックFXa(第一三共ヘルスケア)
⇒ トラネキサム酸を配合したのどの炎症に配慮した処方。 -
ペラックT錠(第一三共ヘルスケア)
⇒ のどの炎症緩和を目的とした成分を配合したトローチタイプ。
※のどが赤く腫れている、膿がある、食事がとれないほどの痛みがある場合は、医師の診察を受けましょう。
📝まとめ|市販薬は「症状に応じて」選ぶのがコツ
症状 | 選ばれる市販薬例 |
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発熱・関節痛 | ルルアタックEX、新コンタックかぜEX |
咳がつらい | ベンザブロックせき止め錠、アネトンせき止めZ液 |
鼻水・鼻づまり | パブロンSゴールドW、エスタックイブファインEX |
のどの痛み | ルルアタックFXa、ペラックT錠 |
⚠️最後に|市販薬を使う前に確認しておきたいこと
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持病がある、薬を常用している人は、薬剤師に相談を。
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妊娠中・授乳中は、使用できない成分があるため要注意。
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小児用は年齢に応じて用量が異なります。年齢確認は必須です。
以上を踏まえ、あなたに合った風邪薬を探してみましょう!
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※この記事は一般的な情報提供を目的としていますので、症状が重い場合は、すみやかに医療機関を受診してくださいね。
ルナ