【子どもの下痢】休日・夜間|よく効くお薬はどれ?の前に薬剤師が教える応急ケアと1歳から使える市販薬

休日・夜間にお子さんが急に下痢をしたら

薬剤師のルナです。
お子さんが急に下痢をすると、お母さんとしてはとても心配ですよね。特に夜や休日は病院も開いていないし、このまま様子を見ていいのか迷うことも多いと思います。

『よく効く薬はどれ?』と気になる方も多いですが、薬剤師の立場からは効き目の強さだけで選ぶのはおすすめできません。ここでは安全に選べる市販薬について解説します。

まず確認してほしいこと

  • 機嫌がそこまで悪くない
  • 水分を少しずつでも飲める
  • 顔色が悪くない(青白くない、唇が紫でない)
  • おしっこが半日以内に出ている

これらが当てはまる場合は、一晩様子を見ながら水分補給をしてあげましょう。
ただし、翌日の昼間には必ず医療機関を受診してください。

受診を急ぐべきサイン

  • 水分がとれない、または飲んでもすぐ吐く
  • おしっこが半日以上出ていない
  • 血便や黒い便が出た
  • 高熱や強い腹痛を伴う
  • ぐったりして意識がもうろうとしている

一時的に楽にするための市販薬(1歳以上)

子どもの下痢は感染症や食事性のものが多いため、むやみに止めず、水分補給と腸内環境を整える整腸剤を中心に使います。

【指定医薬部外品】新ビオフェルミンSプラス細粒45g 整腸剤 乳酸菌 生後3か月の赤ちゃんから

アマゾンから購入可能です。とにかく安価で早く届くので外出できないときも助かりますね。

下痢止めは、止めてはよくない下痢のタイプもあるので、医師や薬剤師に確認の上の使用を推奨します。

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家庭でできるケア

  • 経口補水液や麦茶などでこまめな水分補給
  • 無理に食べさせず、消化の良いおかゆやバナナから再開
  • 冷たい飲み物や脂っこい食事は避ける

【免責事項】
本記事は一般的な健康情報および市販薬の参考情報を提供するものであり、診断や治療の指示を行うものではありません。
症状や経過には個人差があります。市販薬を使用される場合は、必ず製品に記載された用法・用量・注意事項をよく読み、必要に応じて薬剤師や医師にご相談ください。
特に1歳未満の乳児、持病のある方、アレルギーのある方は必ず医療機関を受診してください。
休日や夜間でも症状が急激に悪化、水分が摂れない、血便、意識の低下などがある場合は、迷わず救急外来を受診してください。
  • ルナ

    ルナ|薬剤師(医学博士)/ 臨床検査技師| 今は都内の大学病院で薬剤師しています。以前はドラッグストアでも働いていました。患者さんと毎日、全力で向き合い、お役に立てるように日々努力しています! 自己紹介 👩‍⚕️ワインとピアノが好きな20代後半。料理作りは好き!! 性格は、自分で言うのもなんですが、周りから優しくて天然と言われます(笑)でも仕事はいたって真面目です✍️ 医療や健康に関すること時々発信していきます🍷🎹 臨床検査技師資格も持っています。 プライベート 一人暮らし。今は彼氏いません(笑)

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